高校入試 基本の”き” その4

ゼロから説明、大阪府高校入試 補足

学区が撤廃されています

うっかり誰もが知っていると思い込み、説明し忘れていたことを今回、補足します。

上記の通り、学区がなくなり、大阪府下、どの高校にも通えることになっています。かつて横行した「地元集中」とか、一体なんだったの、という感じです。大阪は比較的小さい上に交通網もそれなりに発達していますから、弊塾のある四條畷市周辺からだと北は豊中高等学校能勢分校、南は岸和田高校…どちらでも行けそうです。大変でしょうが。

子どもたちにとっては選択肢が増えました。良いことではあるのですが、結果的に四條畷の優秀な子どもたちが他校に流出し、畷高に地元の子どもたちがあまりいない、寂しい状況になっています。


成績が絶対評価になりました

「5は○人しかいない」は過去の話になりました。良い時代です。ですが、この絶対評価というのもAIが超客観的にはじき出す類いのものではないため、それはそれで難しい面があります。学校や担当教師により偏りがあることも実際、あるようです。そこで、大阪府は少しでも公平性を保つために「チャレンジテスト」を実施し始めました。


チャレンジテストとは?

中1、2生は1月、中3生は9月(以前は6月でしたので流動的です)に実施されます。詳細は


教育委員会のページで確認して下さい。要は、学校全体のレベルが上がれば自分の評価も上がるので頑張るしかない!ということです。結果が良ければ成績に補正が入る可能性もあります。過去問を解いてみるとわかりますが、結構難しく、量も多いので、自身の日々の学習の精度をはかる良い機会になるはずです。

学習塾 Primo

公立小、中から畷高へ。知的好奇心を育む教室。