大阪府公立高校入試/国語・C問題 2
2017年度/古文
こんにちは、四條畷市米崎町の学習塾 Primoです。
C問題紹介、2回目は2017年分。数学がめちゃくちゃ難しかった年度です。平均点が25.74点(90点満点)で、正答率30%以上の問題が7/17しかなかったそうです。地獄~~💧そんな時は「周りも出来てないに違いない!」と思えるポジティブシンキングが大事ですね、きっと。
横道に逸れました。今回も国語のC 問題、古典について紹介します。
出典は「道行きぶり」から。前年度に引き続き、中世の紀行文です。ほかの年に比べ、配点が14/90と少なめです。
正答率は1→70.1%、2→89.7%、3→24.4%、4→60.9%。
3が極端に低いのは記述なの?と思われるかもしれませんが、空所補充です。
問題を見ていきましょう。(学校の図書館など…以下略)1は「理」を「ことわり」と読めることを知っていればすぐわかります。2は5択。3は比喩の内容を埋める問題なのですが、なぜこんなに正答率が低いのか解せません。「花と見ゆる浪かな」と書いてあるんですが。4は10字程度の記述。「程度」とありますが、解答用のマス目は12あるので模範解答は12文字になっています。基本○字程度と書いてあれば8割は埋めましょう、と習うと思いますが、オーバーしても良いのですね。(はみ出すのはやめましょう)
前回も紹介した通り、歴史的仮名遣いを現代の仮名遣いになおす、とか鉄板系の問題はありませんが、さほど難しい問題ではありません。むしろ、年を追う毎に基本、正答率はどんどん上がっていますので「落とせない単元」だと考えた方が良いです。
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四條畷市米崎町の学習塾 Primo 公立小、中から畷高へ。知的好奇心を育む教室です。
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